奈良 春日大社へ [旅・遠足]
1年ぶりに奈良へ。最近は京都に行くことが増えましたが、奈良は再訪したいと思いながら、実現できていなかったのです。昨年春日大社の藤にいたく感動したので、また見たくなって、開花情報を聞いた上で、GW平日にふらりと行ってきました。
まずは近鉄の駅からすぐのツーリストインフォメーションで情報を入手。もらった地図を片手に、商店街を抜けて、興福寺へ。鹿の柄が可愛い。仏像本を沢山出している友達に尋ねてみましたが、幔幕まんまくというのでしょうか。
先に植物園手前の茶店でお昼に萬葉粥をいただいてから、献氷祭をしていた氷室神社へ移動。舞楽を奉納されていました。衣装が雅です。かき氷もいただけ、暑さの中ひといきつけました。
奈良八重桜が今年も見れて嬉しい。可愛い花です。昔はこの桜の方がソメイヨシノよりもよく見られたということですが、今は、奈良の中心地に点在してパラパラと数本ずつ咲いている感じでしょうか。もっと増えて欲しいなあ。可憐という言葉がぴったりです。
閉園時間を気にしつつ、戻っていざ萬葉植物園へ。開花時期が微妙に違うからか、今年は山藤が見事でした。
白からピンク、紫へのグラデーション。色んな種類の花が咲いています。優雅で上品で、家紋になるお花なのがわかる気がします。
甘い香りも堪たっぷり堪能し、急いで本殿へ。
式年造替で特別拝観をされています。本殿は20年に1度、後殿うしろどのは明治維新以来140年ぶりの開放ということです。海外からの観光客のマナーが少し気になりましたが、ありがたや。
後はのんびりと思いましたが、夕暮れになってきて、急ぎ足で火飛野とぶひのの方へ。
奥では鹿たちがのんびり食事中でしたが、餌を持ったおじさんにつられてやってきました。背景に山藤。飛火野の端には沢山藤が咲いていましたが、人はいませんでした。
次は久しぶりにささやきの小径もゆっくり歩いてみたいなあ。
お腹がすいたのですが、よいお店が見つからず。のんびり座っている人たちがいたので、私も買った柏餅を手に戴きました。古都は和菓子も美味しい。
暮れて行く奈良。静かです。空がにじんでいきます。
暮れて行く奈良。静かです。空がにじんでいきます。
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