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マイ・インターン☆☆ [映画・ドラマ・観劇]

こないだ後輩の女の子と観てきました。多分女性に人気の映画でしょうね。
「プラダを来た悪魔」が面白かったのと、ロバート・デニーロが出ているから。デニーロが出ていないと観なかったかなと思います。

ネット通販のアパレル会社にインターンとして入ったデニーロが、若い女性経営者のアン・ハサウェイを公私共に助け、年齢や性別を超えて段々とお互いを理解し、尊敬しあう2人の姿に好感をもてる楽しい映画でした。登場人物は結構多いのですが、私が印象に残ったのは、ハサウェイの会社でのパートナー役と、振られる可哀想な近所の年輩女性。

実はつっこみどころが満載の映画でしたが、全体としては想定内に収まった面白さでした。なかでも、会社の設定は現代という感じですが、何故か古い価値観も結構出てくるのが不思議でした。ただ、デニーロがあくまでフェアにハサウェイのことを信頼して認めているのが清清しく、そこは女性監督の作品だからでしょうか。同じ監督の「ホリデイ」はちょうどこれからの季節に観るのによい楽しい作品でお勧めです。

今回はデニーロが普通の会社員を演じているというので少し話題になっているようですが、もっと普通っぽいどこにでもいそうなおじさんを演じている映画は他にもあります。もっとつっこんだ人間劇、家族の姿を描いた「みんな元気」です。

改めてデニーロの作品リストを見ていると、「アンタッチャブル」がデパルマ作品なのは知っていましたが、元々デビューがデパルマと組んでだったことは知りませんでした。多分アンタッチャブルのパンフレットは実家にあるとは思いますが、読み直してみようかな。最近はDVDを借りて観ることも段々なくなりましたが、初期の作品も観てみたいなと思います。

アン・ハサウェイは泣いたり笑ったりしたときのクシャっとした笑顔が可愛い女優さんですね。可愛い印象が強いので、これから年齢を経ると、どんな感じの女優さんになっていくのかなあと思います。

ところで、今回のデニーロのインターンはリタイアした年輩者でしたが、若いインターンも他にはいました。アメリカでは多分随分前からこういったシステムがあるようで、私も以前の職場ではやり取りするアメリカ側の担当者がインターンということもありました。

元々日本社会ではインターンのシステムは余りなかったように思いますが、最近では就職前に学生をインターンとして受け入れることが増えているようで、人気の企業では大変な倍率と聞きます。私の前の職場でも有名大学の男子学生を受け入れていた時期があり、その初々しさを見ていると何だか楽しかったのを覚えています。
まあ、インターンを受け入れるのも企業側に余裕がないと難しいけれど、お互いを知る良い機会ではあるのでしょうか。

本作がヒットで2作目が作られるとなると、今回は声だけだったハサウェイのママ役にも登場して欲しいなあと思います。それにしてもママとのちょっとした確執や、葬式デート、何となく既視感ありありの流れでした。何でかな~。

デニーロ、次は一体どんな役を演じるのでしょうか。楽しみです。


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