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紅葉京都 2015 [旅・遠足]

先月末の週末、紅葉を見に行きたいなと思い、色々候補地を考えて、結局蹴上から北へと歩きました。

すぐに水路閣。すごい人ですが、綺麗です。絵になりますね。

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南禅寺を通り抜け、行ってみたい見返り観音の永観堂も我慢して通り過ぎました。しばらく疎水の横、哲学の道を歩きましたが、人はまばらになってきます。

この辺りは鹿ケ谷(ししがたに)と呼ばれ、平安時代に平家滅亡の陰謀がたくらまれた場所として有名だそうです。
右にそれて、ようやく最初の目的地の霊鑑寺に到着。
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椿で有名なお寺だそうです。この時季なのに思いがけず大きな木に花が咲いており、紅葉と椿の両方を贅沢に楽しめました。これは山茶花でしょうか。

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谷間にあり、庭も高低差があります。しんとした静かな空気の中で苔むしたお庭を暫くの間1人占めできました。深く濃い緑の上に差す光と影の美しさが印象的でした。こちらは紅葉と春の椿の時だけしか公開されていないそうです。次は是非椿を見に訪れたいなと思います。
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次はすぐ近くの安楽寺へ。ここも階段を上って小高い場所にあります。少しの距離の差で人が増えてきましたが、まだゆっくりできます。このお寺も春と秋の一時期だけの限定公開だそうです。
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歩いて疲れお腹も空いたので、一休み。お寺にカフェがあるというのに少し驚きましたが、天井も高く、お洒落なゆったりした空間で、くつろげました。夏には鹿ケ谷カボチャのカボチャ供養という行事が有名だそうで、頂いたおぜんざいにもカボチャが入っていました。 
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次は門の奥に見える紅葉の写真が有名で一度行ってみたかった法然院。 けれど、すごい人ですし、入り口辺りの紅葉はまだ少し早かったようです。それほど広いお寺ではなく、さっと見て出てきました。ちょっと拍子抜けしましたが、多分違う日、違う時間に来ればまた印象も違うのかなと思います。
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最後の目的地、真如堂へと、今度はずっと西に下って、また上って、かなりの距離を歩きました。大きなお寺で、お庭のあちこちで紅葉が楽しめました。時間をゆっくりとって歩けばのんびりできるかと思います。2010年に作られたという新しいお庭のデザインが印象的です。この後、お友達の蕎麦屋さんへ行く予定だったのですが、さすがに歩き疲れてタクシーに乗ってしまいました。
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今年の紅葉は色づきが今ひとつでくすんだ感じ、雨が少なかったことが原因なのか、紅くなっていても葉がカリカリで枯れているような木も多かったです。それでも、色のグラデーションは、実際は写真よりもっと綺麗で、自然のなせる業の不思議を楽しめました。

樹木の寿命がどのくらいなのかはわかりませんが、こうして寺院を巡ってみると背丈の高い立派な木も多く、昔の人も同じように紅葉をめでていたのかなと思いを馳せることもできるのが京都です。


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