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紅葉京都 2015 ② [旅・遠足]

やっと寒くなり冬がやってきた感じがします。
アップがちょっと遅くなりましたが、今年の紅葉は遅かったので。先々週末にお誘いいただき着物で京都まで出かけました。

まずは春にも行った苔香居(たいこうきょ)で着物の虫干しを拝見し、亭主のお蕎麦を頂戴し、お庭の離れでのお茶会へ。今回は初々しい感じの男子学生のお手前でした。お菓子は前と同じ上桂の中村軒。紫蘇のお饅頭でほのかな紫蘇の香りと塩気が美味しかったです。桂離宮とあわせて一度訪ねたいお店です。

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少し歩いて前にも行った浄住寺さんへ。 新緑の時よりは拝観者が多かったですが、それでも静か。この向こうは石段が続きます。お庭も一時期だけは拝観できるようでした。

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もう少し歩いて竹で有名な地蔵院へ。一休さんが幼少時に修養されたお寺とのこと。
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12月に入ったというのに、パンフレットの一面真っ赤な風景とは違いましたが、ほの暗い静かな竹林の中で夕暮れの光が差した紅葉のグラデーションがとても神秘的で綺麗でした。
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もう少し北へ行くと苔寺として有名な西芳寺や鈴虫寺もありますが、苔寺は事前申し込みで、拝観料が高価なようです。

苔香居へ戻ってカスタムメイドの珈琲をゆっくり頂戴してのんびり帰りました。

次の週に行かれた方の写真を拝見するともっと紅葉していました。
この辺りは京都でも中心部から外れるし駅からは歩くので、紅葉の穴場かなと思います。来年も行けたらいいな。

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紅葉京都 2015 [旅・遠足]

先月末の週末、紅葉を見に行きたいなと思い、色々候補地を考えて、結局蹴上から北へと歩きました。

すぐに水路閣。すごい人ですが、綺麗です。絵になりますね。

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南禅寺を通り抜け、行ってみたい見返り観音の永観堂も我慢して通り過ぎました。しばらく疎水の横、哲学の道を歩きましたが、人はまばらになってきます。

この辺りは鹿ケ谷(ししがたに)と呼ばれ、平安時代に平家滅亡の陰謀がたくらまれた場所として有名だそうです。
右にそれて、ようやく最初の目的地の霊鑑寺に到着。
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椿で有名なお寺だそうです。この時季なのに思いがけず大きな木に花が咲いており、紅葉と椿の両方を贅沢に楽しめました。これは山茶花でしょうか。

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谷間にあり、庭も高低差があります。しんとした静かな空気の中で苔むしたお庭を暫くの間1人占めできました。深く濃い緑の上に差す光と影の美しさが印象的でした。こちらは紅葉と春の椿の時だけしか公開されていないそうです。次は是非椿を見に訪れたいなと思います。
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次はすぐ近くの安楽寺へ。ここも階段を上って小高い場所にあります。少しの距離の差で人が増えてきましたが、まだゆっくりできます。このお寺も春と秋の一時期だけの限定公開だそうです。
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歩いて疲れお腹も空いたので、一休み。お寺にカフェがあるというのに少し驚きましたが、天井も高く、お洒落なゆったりした空間で、くつろげました。夏には鹿ケ谷カボチャのカボチャ供養という行事が有名だそうで、頂いたおぜんざいにもカボチャが入っていました。 
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次は門の奥に見える紅葉の写真が有名で一度行ってみたかった法然院。 けれど、すごい人ですし、入り口辺りの紅葉はまだ少し早かったようです。それほど広いお寺ではなく、さっと見て出てきました。ちょっと拍子抜けしましたが、多分違う日、違う時間に来ればまた印象も違うのかなと思います。
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最後の目的地、真如堂へと、今度はずっと西に下って、また上って、かなりの距離を歩きました。大きなお寺で、お庭のあちこちで紅葉が楽しめました。時間をゆっくりとって歩けばのんびりできるかと思います。2010年に作られたという新しいお庭のデザインが印象的です。この後、お友達の蕎麦屋さんへ行く予定だったのですが、さすがに歩き疲れてタクシーに乗ってしまいました。
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今年の紅葉は色づきが今ひとつでくすんだ感じ、雨が少なかったことが原因なのか、紅くなっていても葉がカリカリで枯れているような木も多かったです。それでも、色のグラデーションは、実際は写真よりもっと綺麗で、自然のなせる業の不思議を楽しめました。

樹木の寿命がどのくらいなのかはわかりませんが、こうして寺院を巡ってみると背丈の高い立派な木も多く、昔の人も同じように紅葉をめでていたのかなと思いを馳せることもできるのが京都です。


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春信1番!写楽2番!浮世絵名品展 [美術他展覧会など]

先週末、見てきました。

アメリカはフィラデルフィア美術館所蔵の名品が公開されるのは初めてとのこと。
タイトルは2人の代表絵師の名前になっていますが、他にも沢山の絵師の様々な形態の作品が出ていました。すごい人ごみで時間もあまりなかったので駆け足で見た感じですが、浮世絵の歴史を網羅しているようで見ごたえのある展示です。

なかでも、鳥居清長の美人が勢ぞろいした大判の浮世絵や、喜多川歌麿の優雅な美人画は、印象に残りました。

浮世絵は江戸時代の庶民の楽しみ。肉筆の浮世絵もありますが、ほとんどが印刷物です。ブロマイドのような役者絵や、実在の人物をモデルにした美人画、風景画であったり、風刺や本の挿絵だったりです。技術の進歩により段々色数が増えていき、時代と共に色調や印象が変わります。今見ることができる浮世絵は印刷や保存の状態は様々でも、薄っぺらい和紙に刷られた江戸の昔の物でありながら、意外にも沢山残っていることに驚きます。印刷物であるが故でしょう。画廊でも浮世絵を扱っているところはあり、有名な絵師の作品でも少し余裕があれば簡単に手に入れることのできる金額なのも不思議な気がします。欲しいなと思いながら、その品質を見極める目もないし、どこに飾るんだと思うと気がひけて実際には手にしていませんが。。

春信の描く恋人達はふっくらとしたうりざね顔に涼しい細い目で小柄な少年少女のような印象。少し男女の区別がつきにくいような容姿です。特徴的で少し数を見れば春信だと見分けがつく気がします。


東洲斎写楽はその出自が謎のままの有名な絵師。四国の武士だったという説が有力なようです。デフォルメされた大首絵はなんとも奇妙で本当に人気があったのでしょうか。

北斎と広重は一緒に展示されていることが多くないでしょうか。美人画などではなく、どちらかといえば風景を多く描いた絵師。広重は東海道シリーズで有名です。
どちらの絵師もデザインセンスが抜群だと改めて思いました。小さな画面に切り取った雄大な景色は目で見たままではなく、美しく整えられ、少ない色数でも雄弁に語りかけてきます。

 反対に、色んな制約がある庶民の芸術だったからこそ、絵師の実力で作品のレベルの差が大きいのかもしれません。


ところで、前にも書きましたが、TSUTAYAは有名な浮世絵の版元、蔦屋に因んだ名前だそうです。現代の文化をプロデュースするという心意気があるようです。

浮世絵は当時の世相を反映したもの。版元の名前も入っていますし、カットされたもの、本当は揃い組だったものもあったりするようです。歴史やそういう情報も読み取れるようになると、もっと楽しめるのかなと思います。

大阪の開催は本日までです。

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難民の時代 [MYコラム]

少し前ですが、UNHCR国連難民高等弁務官事務所の職員、エチオピアで南スーダンからの難民保護に携わる方のお話を聞くイベントに参加しました。

私のエチオピアのイメージは飢餓でしたが、今は経済成長を遂げ、アフリカで最大の難民庇護国となっているそうです。オープンドアポリシーという言葉で説明されていました。しかしながら、同時に今年も天候不良で食糧難に陥り国際援助を必要としているとのこと。そこが少し理解が難しい。

北スーダンはアラブ系で宗教はムスリム、南スーダンはアフリカ系でクリスチャンで遊牧民。
2011年に南スーダンは独立したものの、いまだにインフラは十分に整備されていません。
独立後も国内情勢が安定せずに2013年12月にクーデターから内戦が起こりました。
その後、50万人が国境を越え、そのうち22万人程度がエチオピアに入ったそうです。多くが子供で残りは女性。孤児は2万人。
当時はかなりひどい行為が色々あったようで、普通のニュースでは取り上げられなくても、ネットの国際ニュースを見ていると生き残った女性たちの生々しい証言レポートがあがっています。

キャンプ内には学校もクリニックもあり、生活はそこで完結できるようになっていますが、国や場所によっては厳しい自然環境にあるようです。また、暴力、アルコール、トラフィッキング(人身取引)他の問題も。
一般的に難民が自国に帰還するまでの平均は約17年。その間に成長する子供たちは自国のことを知らず、アイデンティティの問題が指摘されるとのこと。

UNHCRの今後の方針として、難民キャンプの存在は無くしていくことが採択されたとの説明がありました。
当初の目的は第二次世界大戦後の欧州の難民の帰還だったそうですが、何十年を経ての大きな舵取り変更です。
UNHCRの活動をもっと広く知ってもらい、寄付を募るには、といったことも話し合われましたので、こうして記録することで、少しでも関心を抱いていただければと思います。

今最大のシリアからの難民は国外に約400万人、今まだ国内に留まっている国民は760万人。
増え続ける一方の難民に先進諸国の財政も底をつきかけており、WFPの食糧支援打ち切りも痛手とのことです。
ドイツはEUの中でも積極的に難民を受け入れる宣言をしていましたが、今回のパリでの衝撃的なテロが起こりました。
EUの人道主義、ボーダーレスの基本方針が大きくゆらいでいます。

難民についてはニュースを見て一時的に興味をひかれても、継続して関心を抱くのは難しい。距離的にも遠く感じます。ましてや、先日のケルンでの暴行事件やパリでのテロ未遂事件などを考えると躊躇します。
経済的余裕、時間的余裕、心の余裕がなければ、個人が難民に手を差し伸べることはなかなかできません。国内のことが先だというのも理解できます。
けれど、少しでも問題に目を向けることだけは出来ます。
今世紀最大の人道危機に各国が手をこまねいていても、テロの時代の進行を止めることにはなりません。

職員の方が言いたかったのは、難民を保護することは結局は対処療法、根本的には内戦のない国を作り上げるしかないということかと理解しました。
そのためには、今難民として日々過ごしている子供たちがちゃんとした教育を受けて大人になり、自国に戻り、経済的にも豊かで内戦がなくなる国を再建することができればいいのですが。。


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マイ・インターン☆☆ [映画・ドラマ・観劇]

こないだ後輩の女の子と観てきました。多分女性に人気の映画でしょうね。
「プラダを来た悪魔」が面白かったのと、ロバート・デニーロが出ているから。デニーロが出ていないと観なかったかなと思います。

ネット通販のアパレル会社にインターンとして入ったデニーロが、若い女性経営者のアン・ハサウェイを公私共に助け、年齢や性別を超えて段々とお互いを理解し、尊敬しあう2人の姿に好感をもてる楽しい映画でした。登場人物は結構多いのですが、私が印象に残ったのは、ハサウェイの会社でのパートナー役と、振られる可哀想な近所の年輩女性。

実はつっこみどころが満載の映画でしたが、全体としては想定内に収まった面白さでした。なかでも、会社の設定は現代という感じですが、何故か古い価値観も結構出てくるのが不思議でした。ただ、デニーロがあくまでフェアにハサウェイのことを信頼して認めているのが清清しく、そこは女性監督の作品だからでしょうか。同じ監督の「ホリデイ」はちょうどこれからの季節に観るのによい楽しい作品でお勧めです。

今回はデニーロが普通の会社員を演じているというので少し話題になっているようですが、もっと普通っぽいどこにでもいそうなおじさんを演じている映画は他にもあります。もっとつっこんだ人間劇、家族の姿を描いた「みんな元気」です。

改めてデニーロの作品リストを見ていると、「アンタッチャブル」がデパルマ作品なのは知っていましたが、元々デビューがデパルマと組んでだったことは知りませんでした。多分アンタッチャブルのパンフレットは実家にあるとは思いますが、読み直してみようかな。最近はDVDを借りて観ることも段々なくなりましたが、初期の作品も観てみたいなと思います。

アン・ハサウェイは泣いたり笑ったりしたときのクシャっとした笑顔が可愛い女優さんですね。可愛い印象が強いので、これから年齢を経ると、どんな感じの女優さんになっていくのかなあと思います。

ところで、今回のデニーロのインターンはリタイアした年輩者でしたが、若いインターンも他にはいました。アメリカでは多分随分前からこういったシステムがあるようで、私も以前の職場ではやり取りするアメリカ側の担当者がインターンということもありました。

元々日本社会ではインターンのシステムは余りなかったように思いますが、最近では就職前に学生をインターンとして受け入れることが増えているようで、人気の企業では大変な倍率と聞きます。私の前の職場でも有名大学の男子学生を受け入れていた時期があり、その初々しさを見ていると何だか楽しかったのを覚えています。
まあ、インターンを受け入れるのも企業側に余裕がないと難しいけれど、お互いを知る良い機会ではあるのでしょうか。

本作がヒットで2作目が作られるとなると、今回は声だけだったハサウェイのママ役にも登場して欲しいなあと思います。それにしてもママとのちょっとした確執や、葬式デート、何となく既視感ありありの流れでした。何でかな~。

デニーロ、次は一体どんな役を演じるのでしょうか。楽しみです。


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京都散歩 岡崎・東山 [旅・遠足]

今日も京都へ。

三条の駅からみやこめっせまで歩きました。私は初めての道。小道を北に入ると風情のあるお店がぽつぽつ並ぶ通りへ。もう少し歩いて白川の横に出ました。すぐに降りられそうな小さな綺麗な流れ。川沿いには個人のお宅も並んでいるのか、静かでした。


京都では結構見かけますが、鷺が。橋の横には金木犀が満開でよい香りがしていました。石垣には様々な雑草が花を咲かせていたりするのが楽しい。

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古いものではないようですが、橋げただけが残っています。奥には小学生の男の子が1人で堰を作って遊んでおり、川沿いの並木は色づき始めていました。
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水は透明度が高く本当に綺麗です。
しばらく川沿いを歩き、仁王門通りの手前、川の横のお洒落なフレンチのお店でランチを。少し早い時間でしたので入れましたが、出るときにはいっぱいでした。天気の良い日は外のテラスがお勧めです。贅沢な時間。

平安神宮の鳥居は新しい。前の広場も綺麗に整備されました。横の建物は図書館。クラシックで素敵です。見学会もあるようです。

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目的を済ませると、今度は別の道を。二条通りをずっと歩いて、鴨川の方へ。橋を渡るとがんこの高瀬川二条苑がありました。元は高瀬川を造った豪商の別邸で1600年代に造られ、その後様々な人の手に渡り、今はお店に。小堀遠州のお庭、小川治兵衛によって後に改修された有名なお庭があるそうです。食事をしなくても拝見できそうですが、混んでいるようでしたので、また今度に。

木屋町通を下ると、一之船入へ着きました。高瀬川は元々伏見との間で物資を運ぶために造られた水深が非常に浅い川。それに適した小船、高瀬船が再現され浮かんでいます。船入とは船着場。川から西に直角に水路がひかれており、そこで船が方向転換したり荷物の上げ下ろしをしたそうです。数字が示す通り、かつては幾つもの船入があったようですが、ここだけが残っています。

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橋を渡って西に曲がり、細い押小路通を歩きます。河原町通りに突き当たる前に一之船入を見渡すテラスがあります。その続きのようなホテルオークラ横の和菓子屋さんのカフェで一休み。
かつてにぎわっていたであろう船入、船着場跡を眺めながら一保堂のお煎茶と栗の生菓子を頂戴しました。ランチでデザートを戴いたのに甘いものはあきらめきれませんでした。やはり京都らしいものも頂戴せねば。こちらはテレビで紹介されていたのですが、意外にも人は少なく時間がゆっくり流れます。すぐ向こうは車が通る大通りですが、この前では鴨が飛んできて泳いでいたり、魚が大きく跳ねる音も。町の中に自然があるのが京都。

高瀬川は後に琵琶湖疏水に水運を担う役目を譲り、今はそれも昔ですが、どちらも京都の景観には欠かせない水路です。

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木屋町通に戻って南へ下ると道路脇にはずっと京都らしい趣あるお店が並びます。路地は鴨川の方まで続いており、入り口はかなり向こうです。1軒ずつメニューを覗くのも楽しい時間。

道の横をよく見ていると、歴史上の人物の寓居(仮の住まい)跡や各藩のお屋敷跡を示す石碑が続き、読んでいるときりがないくらいです。歴史の宝庫。

そのうち、段々と普通の飲み屋界隈のような風景になってきますが、時代を遡るようで、それが面白い感じもします。町の風景を構成する要素にも大阪ではないものを時々見かけて意外な発見が。

三条通を越え、少し悲しい歴史で有名な豊臣家ゆかりの瑞泉寺さんの前を通ります。こちらのご住職は泉鏡花の本なども手がけておられる画家の中川学さんです。

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最後は有名らしい古い喫茶店の前を通って暫く行くともう四条通りに出て、帰路へ。

こうして歩くと京都は川の町ですね。連休初日で薄曇りでしたが良い気候。それほどメインの観光地ではないところを歩いたので、ゆっくり町の風景を楽しめ、幸せな休日でした。


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映画 ミッション:インポッシブル ローグ・ネーション☆☆☆ [映画・ドラマ・観劇]

映画館に足を運ぶことは滅多になくなったのですが、これだけは、スクリーンで観たいので、先月行ってきました。

今回で本シリーズも5作目とのこと。前作の評判が良かったので、(観たのにうろ覚え。。面白かった)、そのイメージを引き継いだ感じがあるらしいです。けれどこのシリーズの面白いところは監督が毎回変わるところで、今回はユージュアル・サスペクツの監督です。私は1作目のブライアン・デ・パルマ監督のプラハで始まる暗い濃い欧州感が溢れる作品が一番好きなのですが、今作では指令を受ける町 ロンドン?のお店での夜のシーンが時代や場所を超越した感じで洒落ている気がしました。このお店でのシーンは最後に続くので覚えておかなければ。です。

今回も予測通りに最後まで楽しめ、スパイアクション映画、エンターテイメント作品の王道という感じでした。リアルな緊迫感を出すために自らの鍛錬をいとわずスタントに臨むスター、トム・クルーズの努力に感服させられること間違いなしです。CMでも使われていた飛行機の離陸シーンはスクリーンで観るとその大迫力に息をのんで、その後続く楽しみへの期待感で思わず笑みがこぼれるぐらいです。

舞台は本部のあるアメリカ、ロンドン、ウィーン、モロッコといつものように世界を駆け巡り、お金のかかった映画の醍醐味がたっぷり味わえます。
アクションシーンは冒頭の飛行機以外に、潜水、カーチェイス、バイクの疾走などなど。盛り沢山です。なかでも潜水では今回弱みも見せて、超人というより人間味のあるスパイの横顔が垣間見れます。

今までこのシリーズでそれほどだったかなと私が思った作品は主役を演じる相手の女優さんによるところも多かったのかも知れないなと改めて思いました。今回の作品を面白いものにした要因は、トムの相手役イルザを演じたレベッカ・ファーガソンの魅力が大きいかも知れません。イルザはトム達、IMFのメンバーがチームワークで今回対峙するその名もそのままのシンジケートという組織の女スパイです。最初の登場シーンから味方なのか敵なのかハラハラさせられストーリーに緊迫感を与えています。組織の中で唯一の紅一点だけれど甘さはなく、美しいながらにアクションも素晴らしく、色っぽくて、パワフル。知性も感じさせます。少しダイアン・レインに似た表情の女優さんでした。

他には相棒役のサイモン・ペッグのちょっととぼけたキャラクターも味があって楽しいです。
シンジケートの代表、ソロモンを演じた俳優さんは少しハスキーな声が特徴的で印象に残る悪役でした。エイリアンの続編のプロメテウスに出ていたらしいのですが、覚えておらず。

今回映画らしい見せ場ではウィーンの劇場のシーンがゴージャスで魅力たっぷりでした。イルザがシルクのような光沢のロングドレスをたくしあげ、ターゲットを狙うところはなんとも言えず格好いいですし、屋根の上を駆け巡るシーンは普通のアクション映画では観れないのではという気がします。ただ、オペラの舞台裏で観客たちが知らない間にアクションが繰り広げられているという展開は、既視感があるのですが、そういう映画があったのかは思い出せません。最近ですと、英国のドラマ、シャーロックで少し似た印象のシーンがあったか。。

カサブランカの疾走シーンでは、あんなことして歴史ある文化遺産の街を傷つけないのかしら?って思うくらいの激しい動きでした。

ローグ・ネーションとはならず者国家、即ちシンジケートが望む世界という意味だったのか。ストーリーにひねりはなく、今回はシンプルでした。イルザの処遇など、つっこめるところもあるでしょうが、最初から最後まで誰でも楽しめる満点の映画に仕上がっていると思います。興行成績が史上最高らしいのも納得の作品で、もちろんトム・クルーズなしには成立しないスター映画です。

低音で響く大好きなテーマ曲が次に聞けるのはいつなのでしょうか。多分まだ続く感じを残した終わり方でした。一線のアクションから少し遠ざかっても、切り口は他にあるように思います。次作が転換期になりそうな気はしますが早く観てみたい。

お勧めです。


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万博記念公園の蓮 [旅・遠足]

今年も蓮の花が見たくて、こないだの連休、久しぶりに万博記念公園に行ってきました。
早起き出来なかったのですが、電車は万博に近づくほど混んできておかしな感じ。ドリカムのコンサートでした。。駅には人があふれ、モノレールは乗れないほど。暑さもあり、しんどくなりました。
事前に調べるべきでしたし、駅ももう1つ向こうで降りればよかった。。

もう帰ろうかとなりましたが、中に入ると広いので、やっと人の流れを回避でき、ほっとしました。

入り口から日本庭園を歩いて行くと、既に見終わって帰る職場の方に遭遇。普段から私より早起き。

蓮池はこんな感じ。池の側や真ん中には屋根のある休憩所もあり、のんびりできます。

周りをぐるりと歩いて散歩にちょうどよい位の大きさの池です。水周りは少し涼しく感じましたが、雨予報と朝だったので油断して日焼け。

蓮の葉のカーブした美しい形も好きです。

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雨が降ったあとでしたので、きれいな水滴があちこちに。ゼリーに可愛い花びら。 
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見事な花びらの形。上に小さな仏様を乗せてみたい。

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上手に竹の上に留まって休憩。睡蓮も。
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咲き終わった後の造形も面白い。
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これは、何トンボ?カゲロウ?リクエストに応えて撮ってもらいました。
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アメンボ?の水紋。力作。
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波打ってカーブした大きな葉、裏から見た葉脈も不思議に美しい。
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目に涼しげで清らかな蓮の花。今年も楽しめました。また近場でも探して見に行きたいけれど、花の盛りは過ぎるでしょうか。猛暑の8月、葉月が始まりました。皆さまご自愛下さい。
 
追伸 こないだ、ベトナムの蓮の番組を 見ました。花束にしたり、お茶にしたり、その時季皆が楽しみ、文化になっている感じです。よい薫りがするというのも知りませんでした。来夏の蓮の季節を楽しみに待とうと思います。

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「日本史パロディ 塩を止められて困っています」 スエヒロ [本]

ネットで人気らしい、自称 テキスト系妄想メディアのワラパッパに掲載されていた日本史パロディをまとめた本です。

ネットで幾つか読んで面白かったので、図書館で予約しようと思ったら、大阪市の図書館にはデータがありませんでした。。。ネットでも品切れ。本屋で探すと歴史本のコーナーにはなく、パロディ本みたいな所に置かれておりました。

タイトルは歴史上の有名な逸話。武田信玄が塩止めされたときに、もしネットがあって知恵袋で相談したら??というパロディです。そういう戦国時代から江戸時代の日本史についてのパロディを1ページごとにまとめています。他には太閤検地のお知らせハガキ、とか小早川秀秋の退職メール、討ち入りや、関が原の戦い、信長のライン等々の面白ネタを掲載。幾つか別コラムもあって楽しいです。

本当の歴史好きには不評かも知れませんが、ほどほどの歴史好きの方や、それ以外の方には面白い本かと。退屈な日常にくすりと笑いを誘います。この本をきっかけに日本史のエピソードに興味をもつ入り口にもなるかも知れません。

それに、ネットと紙の書籍の関係性、位置づけを考えさせられる感じもする本です。


タグ:日本史

旅先より [旅・遠足]

水田って、こんなに綺麗だったのですね。知りませんでした。

そして、琵琶湖。比叡山?滋賀にはほとんど足を踏み入れたことがありませんでした。





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